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Karel van Wolferen
カレル・ヴァン・ウォルフレン写真展
2007.12.3(月)〜7(金) グランドハイアット東京 3F「神殿」
メッセージ
この度、東京で私の作品を展示することができることを心より嬉しく思います。今回の作品のプリントは、オランダの友人であるプロカメラマンに協力してもらい、8×10”のネガフィルムをスキャニングし、プリントしました。色々なペーパー、技法を試した結果、暗室と変わらない位素晴らしいプリントに仕上がっています。作品は日本とアメリカの風景を110×91cmまで引き伸ばしています。驚いたことに、ケミカルな暗室の現像では気付かなかったディテールが、デジタルプリントに出ていたのです。デジタルプリントでは思い通りに階調のコントロールができました。そして輝度、コントラスト等、暗室ではできない様なこともできました。これは「第二世代のデジタル革命」と呼べるものだと思います。20世紀に生まれた大判写真は、エドワード・ウエストン、アンセル・アダムスに代表されるものでした。しかし現在はデジタルの偉大なる恩恵を受け、超高解像度のプリントが可能なのです。この様な素晴らしい写真は、様々な分野で応用されるようになるでしょう。なぜなら絵画、リソグラフにかわる芸術作品となりうるからです。また、35mm判を使った報道、ドキュメンタリー写真はカルチェ・ブレッソン、ユージン・スミス、エド・エルスケンに代表されます。しかしこれもまた、高解像度センサーによって世界を変えました。
今回の写真展を機に、今後将来に向けてやりたいことができました。写真家、写真雑誌編集者、各メーカーの方、その他写真の将来を信じる方々に対し、デジタルを使った広範囲に及ぶ利用価値を解説していきます。そしてニーズに合うものを作ってもらえる様に働きかけていきたいと思います。
110×91cmのプリントを見てください。
そして、過去にはなかった新しい写真のスーパーリアリズムを体験してください。
プロフィール
カレル・ヴァン・ウォルフレン(Karel van Wolferen)1941年、オランダ・ロッテルダムにうまれる。趣味は大判写真。ホースマンL45、ホースマンSW612を愛用。18歳のとき、冒険を求めて祖国を離れ、トルコ、アラブ圈、インド、南アジアを巡り、1962年、日本に至る。以後、日本を拠点とし、早稲田大学、アテネフランセ等で英語の講師を務めるかたわら、アジアを幅広く旅して回る。1972年より89年まで、オランダの高級紙「NRC ハンデルスプラッド」の東アジア特派員。1982年から83年まで日本外国特派員協会会長。1987年、フィリピン「民衆革命」の報道によりオランダのジャーナリズム最高賞(オランダ賞)を受賞。1989年、The Enigma of Japanese Power(邦訳『日本/権力構造の謎』早川書房)を出版、10カ国語以上に訳され世界的なベストセラーとなる。1997年よりアムステルダム大学教授(比較政治経済制度)。日本での著書は上記の他に『日本をどうする?』(早川書房)、『日本の知識人へ』(窓社)、『民は愚かに保て』(小学館)、『人間を幸福にしない日本というシステム』、『支配者を支配せよ』、『なぜ日本人は日本を愛せないのか』(毎日新聞社)がある。
デジタルファインアート写真展オープニングに開かれた、カクテルパーティーの様子をご紹介します。
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